原因不明の体調不良や腰痛を感じる時は

私たちが身体の不調を感じる時には、たいていは何らかの原因が有ります。 例えば、腹痛がする時には、食中毒であったり、虫垂炎であったり、或いは、胃や肝臓や膵臓などの内臓の病気に起因する痛みであったりします。場合によっては、腹部大動脈瘤のような深刻な病気が原因のこともあるし、ストレス性の過敏性腸症候群が原因の場合もあるでしょう。 身体症状というのは、自分の身体に異常が起きているので、それに気付…

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身体性の希薄化 ~グローバル化の檻~

前回、現代文明社会に於ける「生活者」、「生産者」、「消費者」の関係について考察しましたが、現代文明社会に於いてはグローバル化の問題を避けて通ることが出来ません。今回は、グローバル化について考えてみたいと思います。 グローバル化は単なる国際化とは異なります。グローバル化とは、米国の歴史学者ウォーラーステインのいう「近代世界システム」が顕著に現れた姿であると私は捉えています。 「世界システム」と…

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生きる喜びとは? ~キャリアカウンセリングの存在意義~

前回、無人島でのシンプルな生活について書きましたが、今回は改めて、無人島での生活と私たちの現代文明社会での生活との違いを考察してみたいと思います。 無人島での生活は自給自足です。従って、食べるものを始めとして、そこでの生活に必要なものを全て自分で生産する必要が有ります。働くことは自分(及び家族)の生活に必要なものを生産するために当たり前の活動なので、「何故働くのか?」という疑問が入る余地が有り…

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シンプルに生きる ~『レッド・タートル』のエッセンス~

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の映画『レッド・タートル』を観ました。前回、自然との距離が遠くなった現代技術文明社会で生きる私たちの精神的脆弱性について書きましたが、逆に、現代技術文明から切り離されて自然の中で生きることになったらどうなるのか、というテーマを描いている作品であり、興味深く鑑賞しました。 男は不本意なかたちで無人島に漂着しました。現代社会に住む私たちは自然に憧れますが、さす…

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心の拠りどころはどこに? ~不換紙幣時代のカウンセリング~

前回のコラムで紹介した某都立高校で日本史の教師をしている友人と、授業見学後に昼食を共にし、授業に関しての話題に花が咲きました。 板垣退助が自由民権運動に勤しんでいる頃、松方正義が大蔵卿となり、松方デフレと呼ばれる緊縮財政を実施しました。その関連で、友人は財布から千円札を取り出し、兌換紙幣と不換紙幣の違いについて説明しました。「兌換紙幣は金と交換出来るから価値が有るのだけれども、不換紙幣は交換出…

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