正体の分からない不安と向き合う ~リスナーの存在意義~

我が家のブルーベリーが収穫期を迎えました。青紫色に熟した実が点在しています。しかし、多くの実は未だ小さく、薄いピンク色をしています。そして、青くなりかけの実もちらほら見えます。 このブルーベリーの実の変容の有り様は、身体が感じた体験が徐々に姿を現して思考や感情となっていく過程を連想させます。青紫色に熟した実は、明確化されて、言葉で言い表せるようになった思考や感情。しかし、その奥には、多くの原体…

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太宰治と箱庭療法 ~枠の中のドラマ~

太宰治の『人間失格』(昭和23年)を読み返してみると、大変に箱庭療法的な小説であることに気付きます。先ずは、主人公の名前が箱庭療法そのものです。「大庭葉蔵」という名前は、「大きな庭に葉(ピース)がいくつも蔵されている」と読め、正に箱庭療法のイメージです。 大庭葉蔵という主人公の名は『人間失格』で初めて出て来るものではなく、昭和10年に発表された『道化の華』という短編小説の主人公の名として使…

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フォーカシング ~身体感覚に魂の声を聴く~

人が悩みや苦しみを感じる時には、頭で考えていることと心で感じていることが一致していません。不一致が大きくなると、それが心身症として身体症状に出たり、神経症として現れたりします。身体は頭よりも心と親和性があるので、身体の中の声に耳を傾けることで自分の心を知り、大事にすることが心身の健康を取り戻すために効果を持ちます。フォーカシングはそのための有効な技法です。 フォーカシングの開発者であるユージン…

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